一気嗄声―BusterTK's Blog

僕の前に道はない、僕の後ろに道はできる

義勇ロードの漢字ムズすぎ問題②

どうも。前回に引き続き義勇ロードをやっていて読めなかった漢字を勉強がてら解読していく記事になります。

 

1個目:

2回目の登場、法正のセリフです。劉備軍が劉璋のいる成都へ進撃していたころの話です。自分が引っ掛かったのは「朝な夕な」ですが、これの読み方は普通で「あさなゆうな」と読み、1日中とか文字通り朝晩という意味だそうです。振り仮名にビビっていましたが案外ストレートでした。こういうこともある。ちなみに毎朝という意味で「朝な朝な」も言葉としてあるそうです。

 

2個目:

陳泰伝より。皇帝の曹髦が暗殺されるかの瀬戸際の場面ですね。引っかかったのは「弑し」ですが、これは「しいし」と読み、目下の者が目上の者を殺すことを意味するそうです。皇帝の力が弱まっていたとはいえ、皇帝が一番偉いのでこういう表現になるわけですね。別件ですが、これ「奉らん」をつける必要あるんですかね?殺すという意味であっても他の言葉のように「~して差し上げる」的なニュアンスをつけないといけないのかなと思っちゃいました。

 

3個目:

関興が父親関羽の青龍偃月刀を発見したシーン。「石突」で引っかかりましたがこれも普通で「いしづき」と読み、槍や薙刀などで地面に刺す側のことを指すのだそうです(刃と反対側)。石突を地面に刺しておくことで野営地での武器の取り出しを素早くする用途があったんだとか。確かに立てかけると刃物だし危ないですよね。そういえばキノコの根元の部分も「いしづき」でした。間違いなくここから転じているのでしょう。

 

以上、義勇ロードで気になった漢字達でした。結構勉強になった。それでは。