一気嗄声―BusterTK's Blog

僕の前に道はない、僕の後ろに道はできる

シーズン9ソンブラハック考察その2

どうも。前回に続いてソンブラのハック記事です。
今日はディフェンスとタンクについて書いていきたいと思います。


○ディフェンスヒーロー
1、バスティオン(火力/自衛能力)
セントリーモード中にハックされるとセントリー状態が強制解除となり、自己回復もできなくなるためかなり有効です。しかし、ULT中はハックしても強制終了とならないため効果はありません。

2、ハンゾー(火力/自衛能力)
一撃必殺として悪名高い矢烈五散、逃げの手段としての壁のぼりが封じられるためソンブラ単独でもかなりキルしやすくなるでしょう。

3、ジャンクラット(火力/自衛能力)
瞬間火力および逃げの手段としての要であるコンカッションマインが設置も起爆もできなくなるためかなり効果は高いです。なお、設置されたトラップおよびRIPタイヤはハックの影響を受けないので注意が必要です。

4、メイ(自衛能力)
スプレー、氷柱ともに撃つことができますがアイスウォールなどによる自衛能力が下がるためかなり脆くなります。リーパーと同じ感じと考えていいでしょう。

 

5、トールビョーン(サポート)
タレットの設置とアーマー配布ができなくなりますがタレットはトールビョーンとは別にハックしなくてはならないためトールビョーン本人へのハックはあまり効果がありません。(ハックされてもタレットの修理は可能です。)タレットへのハックもダメージを受けるとハックが中断されてしまうことを考えるとやや難しいかもしれません。

6、ウィドウメーカー(自衛能力)
スコープ射撃はできてしまうため、フックを使った逃げ能力以外あまり影響のないヒーローです。なお、ULT中にハックされても透視能力は持続します。

○タンク
1、D.Va(火力/自衛能力/サポート)
ブースト、ミサイル、マトリクスと強さを支えるスキルすべてが使えなくなり、ハック中にメックを破壊できれば自爆もできません。更に、本体をハックするとメック召喚ができなくなります。あらゆる局面においてハックを狙うべきヒーローと言えます。

2、ウィンストン(自衛能力/サポート)
火力は落ちませんが乱戦から離脱するためのジャンプバックが使えなくなります。延命のためのULTも封じれるため効果は大きいです。

3、ラインハルト(火力/自衛能力/サポート)
シールド越しにハックすることはできませんがハックできると近接攻撃以外何もできなくなります。非常にハック効果の高いヒーローなのでぜひ狙っていきたいところです。

4、ザリア(自衛能力/サポート)
タンクの中では珍しくハックの効果が安定しないヒーローです。バリアを貼る前にハックできれば強力ですがバリアを貼った後にハックしてもバリアのクールタイムが10秒と長い影響で6秒間のハックの効果時間が意味をなさないことがあります。ハックする際はバリアを使えるかどうかを確認する必要があります。また、ウィンストンと同じく火力面では一切影響がありません。

5、オリーサ(自衛能力/サポート)
シールドかフォーティファイのどちらかをハックによる抑えることが多いため、ハック効果は安定して高いです。ちなみに、スーパーチャージャーそのものもハックすることが可能です。

6、ロードホッグ(自衛能力)
D.Vaやラインハルトに比べるとややハックによる効果が薄いですが、それでもハックによってフックの脅威がなくなるのは大きなプラスでしょう。豆知識として、回復中にハックすると回復は中断され、ULT中にハックすると強制終了となります。


以上、ディフェンスヒーローとタンクヒーローについてでした。現在のメタを席巻するD.Vaに対してのハックは非常に強力なため意識して狙っていきたいところです。その他ヒーローによってハック効果はまちまちなところには気を付けましょう。

次回はサポートヒーローをハックしたときのことについて考えます。
今日はこの辺で。

シーズン9ソンブラハック考察その1

どうも。今日もオーバーウォッチの記事です。

 

シーズン9よりソンブラに上方修正が入りました。以前はそれほど強いヒーローではなかったのですが今回の修正はメタを席巻する修正ともいわれています。そこで今回はソンブラのハックについて考察していきます。まずは基本性能から。

 

○ハック
射程:15m(ハック完了まで0.65秒)
効果:敵ヒーローのアビリティおよびULT使用禁止(6秒間)
           HPゲージとULTの有無の表示(20秒間)
          トールビョーンのタレット活動停止(10秒間)
          ヘルスパックのリスポーン時間短縮および敵軍利用不可(60秒間) 
    ※ヘルスパック:75回復は2.5秒、250回復は3.75秒でリスポーン

 

ハック中にダメージを受けるかボタンを離してしまうとキャンセルされてしまう点に注意が必要です。射程も15mと非常に長くなったためハックする機会は多いでしょう。

 

続いて、敵ヒーローへのハックについて考えていきたいと思います。個人的に敵ヒーローへのハックの効果は大まかに3つ、「火力を下げる」「自衛能力を下げる」「他の味方へのサポート能力を下げる」に分類されると思います。よって、以下ではこの3つのどれが主に下げられているのかを主眼に書いていきたいと思います。

 

非常に長くなるので今日はオフェンスヒーローのみを書いていきたいと思います。

○オフェンスヒーロー
1、ソルジャー76(火力/自衛能力/サポート)
走れなくなり回復も置けなくなり、威力120のミサイルも撃てなくなるため非常に影響が大きいヒーローです。一方でULT発動中はハックされても強制終了されないため、そこまでハックによる影響は少ないと思われます。

2、ゲンジ(火力/自衛能力)
手裏剣しか投げられなくなります(ただし右クリックは撃てます)。木の葉返し、風切りに加えて2段ジャンプも壁のぼりもできなくなるため自衛能力の低下が著しく、是非ハックしてキルまで繋げたいヒーローです。なお、ULT中にハックしても強制終了にはなりませんがキル→風切り→キル→風切りというコンボができなくなるためやはりハック効果は大きいです。

3、マクリー(自衛能力)
右クリックによる連射攻撃はできるので火力自体はそれほど下がっていませんが、フラッシュと前転リロードができないためキルはしやすい方でしょう。また、ULTは発砲されるまでにハックすれば強制終了となるため狙っていきたいところです。

4、ファラ(自衛能力)
アビリティはもとよりスペースキー長押しによるホバリングもできず、ULTも発動中にハックされると強制終了と甚大な被害をうけるヒーローです。ハックの射程距離が伸びたことから空中にいてもハックを狙う機会は多いはずです。

5、ドゥームフィスト(火力/自衛能力)
代名詞であるロケットパンチを始めダメージソースおよび逃げるために必要となるアビリティが全て使えなくなります。ファラと並んでハックの効果が大きいヒーローです。

6、リーパー(自衛能力)
ハックされても火力は一切落ちないヒーローですが無敵移動を封じることができるため、自衛能力の低下が特に顕著になります。ちなみに、ULTは持続時間が短いですがハックされると強制終了となります。

7、トレーサー(自衛能力)
火力は一切落ちませんがリコールとブリンクというトレーサーの機動力と生存力を支えるスキルを封じるためリーパーと同じく非常に自衛能力を落とすことができます。

8、ソンブラ(自衛能力/サポート)
トランスロケーターの設置及び設置したトランスロケーターを起動することができなくなるため逃げることができなくなります。また、短時間ではありますがハックもできなくなるためソンブラらしさをソンブラが消すという何とも皮肉なことになります。

以上、DPSをハックした時の効果一覧でした。ゲンジとトレーサー、更にファラやドゥームなどフランカーに対してハックの効果はかなり大きいです。よって、ステルスなどで裏に回ってハックするよりは敵のフランカーが来るのを待って味方のヒーラーを守るようにハックするという立ち回りも十分成立するのではないでしょうか。

次回は他のヒーローについて考察していきたいと思います。今日はこの辺で。

シーズン8アナ考察

どうも。引き続きOWの記事です。今日はアナについて考えていきたいと思います。
現在アナは非常に厳しい立場にあるヒーローです。overbuffの統計によると全レート帯で他ヒーラーに比べて勝率が低く、マーシーの弱体化でやや差は縮まったもののいまだに勝率最下位を独走している状態です。

 

では、なぜ弱いのでしょうか。自分もシーズン7より1度も使っていませんが使わない理由を考えてみました。

 

1、モイラの台頭
アナに代わって地位を確立しているのがモイラです。モイラは制限こそありますが最大で1秒あたり155と高い回復量をたたき出せることとULTの回転率の良さによりアナよりも更にタンクとの相性が良いヒーローとなりました。アナの回復力も悪くはないのですがモイラの左手による回復が複数ヒールできてしまうことを考えるとわざわざピックする必要はないかなと思います。

 

2、D.Vaとの相性の悪さはアナもモイラも同じ
しかし、モイラにも1つ問題があります。現在猛威を振るっているD.Vaとの相性の悪さです。モイラのオーブはヒール・ダメージ両方ともD.Vaのディフェンスマトリクスに消されてしまいます。とはいえ、残念ながらこれはアナにも言えることでアナはグレネード・スリープダーツ・通常攻撃と全ての行動がディフェンスマトリクスの前に無力化されてしまいます。以前に比べればマトリクスは持続時間が短くなりましたが、大事な場面でなかったことにされてしまうのは厳しいものがあります。

 

3、偉大なる移動スキル、偉大なる自己回復
更にモイラがアナに勝っている点として挙げられるのが無敵移動スキルと自己回復です。トレーサーのものと違い自分である程度自由に移動先を決められるフェードはフランカーに絡まれた際の脱出手段として非常に有効です。また、マーシーやゼニと違い自動回復はありませんが射程が非常に長い右手での攻撃で自己回復が可能な点もアナを上回っています。

 

4、ルシオの弱体化
アナとの相性が良いとされているルシオの弱体化もアナが弱い原因の1つでしょう。以前のルシオはヒール及びスピードブーストの範囲が非常に広く、チームとしては最後尾に陣取ることが多いアナにも届いていました。しかし、弱体化によってルシオのヒール範囲が狭まったことでアナはより前線に陣取らなくてはルシオの恩恵を受けられず、前線にいる分狙われやすくなってしまいました。そして、何よりもアナで前に陣取るぐらいならモイラでいいのではという問題が付きまといます。

 

5、唯一の光明はロードホッグとの相性の良さとヒールの射程範囲
このままだとアナを否定したまま終わるのでアナが機能する場面を考えてみましょう。アナとモイラの間で最も差が出るのは対ロードホッグでしょう。モイラはロードホッグに対して何もすることができませんが、アナはグレネードでホッグの回復を一定時間止めスリープダーツでフックされた味方を助けることが出来ます。また、ヒールの届く範囲についても射線さえ通ればアナの圧勝です。開けたマップであればアナでもまだ戦うことができるでしょう。

 

以上アナについて考察しました。他ヒーラーと異なり圧倒的にAIMなどFPS的スキルを要求されるヒーローでありながら現状それに見合った力を出せていないような気がします。今後の環境変化と修正次第でまた使えるヒーローになるでしょう。

 

今日はこの辺で。

ゼニヤッタ対トレーサー、ゲンジ

どうも。今日もOWの話です。今回はゼニヤッタを使う上で避けては通れないトレーサーおよびゲンジとのマッチアップについて考えます。

 

0、はじめにー位置取りについて
移動スキルを持たないゼニヤッタがまず最初にやらなければいけないことがそもそもトレーサーとゲンジ(以下トレゲン)が簡単に絡めるような場所にいないということです。ゲンジの風切りは移動距離14m、トレーサーのブリンクは1回あたり7.5m移動します。これに対して調和のオーブは30m届きます。つまり、調和が届くぎりぎりの距離をキープしていればトレゲン側は裏を取るなど行動に一工夫をしない限りゼニヤッタに簡単にアプローチできないのです。これを意識するだけでも生存率はぐっと上がるはずです。ちなみにゼニヤッタの攻撃は距離減衰がないため当てづらくはなりますがダメージという観点では変化はありません。

 

1、対ゲンジー木の葉返しを出させる
ゲンジと相対するうえで意識することはいかに木の葉返しを出させるかということです。まず、左クリック攻撃を何とか当てて木の葉返しを出させるように仕向けます。ゲンジは攻撃を当てられればたまらず木の葉返しを打ってくるでしょう。木の葉返しのゲンジは近接攻撃すら受け付けないほぼ無敵状態のため、木の葉返しをしている2秒間は右クリック攻撃の溜めに使います。あとは木の葉返しの終了を確認してから溜め攻撃を開放すれば比較的容易に撃破することができるでしょう。ちなみに溜め攻撃は2段ジャンプの着地に合わせて解放するとヒット率が格段に上がります。

 

2、対トレーサーー縦の動きはない+諦めない
個人的にはゲンジよりトレーサーのほうがまだ何とかなると思っています。というのもAIMしづらくなるせいかトレーサーは基本的にジャンプしてこないので縦の動きはほぼなく、ヘッドショットのラインさえ合わせればあとはそれに平行にAIMするだけで基本はOKとなります。また、トレーサーはHP150しかないので不和を付けた状態のヘッドショット+近接攻撃で倒すことが可能です。1発でもヘッドショットすればトレーサー側はリコールないし逃げることを視野に入れ始めるので諦めずにAIMし続けましょう。またリコール中はゲンジと同じくやることがないのでリコールを確認したら即座に右クリックの溜めに入るようにしましょう。

3、さいごにーブリンクや手裏剣の音を聞き逃さない
最も効果的なトレゲン対策はやはり自分に絡んでくることをあらかじめ察知しておくことです。トレーサーの場合はブリンク、ゲンジの場合は手裏剣の音を聞き逃さないようにして「もしかして自分を狙っているのではないか?」と警戒しておくことが重要です。もし、VCが使える状況ならトレーサーやゲンジの位置を伝えることで他の味方も一緒に戦ってくれるので非常に有利になります。ゼニヤッタは生きていれば生きているほどチームに恩恵をもたらすヒーローです。恥ずかしからず伝えていきましょう。

 

以上、長くなってしまいましたが対トレゲン考察でした。自分でも時々忘れてしまうことがあったので今回このような形でまとめられてよかったです。今日はこの辺で。

ヒーラーTipsその2

どうも。前回に引き続きヒーラーTipsです。今日はマーシーとヒーラー全般に言えることについてです。

 

マーシー
→シーズン7で修正が入り、やや弱体化しましたが未だに勝率ピック率とも高くほぼ必須と考えていいヒーローでしょう。他を圧倒する性能を誇るULTをいかに早く溜め、どの場面で使うが重要です。


・残り時間とULTゲージ
マーシーは5回復で4ポイント上昇し、1秒当たり60回復します。そして、ULT発動までに1925ポイントが必要なため仮にずっと生存して回復し続けたとしてもULT発動までに37秒かかる計算となります。ですので、仮に残り1分の状況でULTを持っている場合まず確実に今持っているULTが最後のULTになると考えていいでしょう。

 

・銃を撃つ、ダメージブーストをかける、とにかくサボらない
例えばHPフルの味方にずっとヒールをかけ続けるのではなく、最初はダメージブーストをかけて味方の火力をあげ、その味方のHPがある程度減り始めてからヒールを掛けた方が同じシチュエーションでもULTがより貯まりやすくなります。また、マーシーの銃は1秒あたりに20ダメージの弾が5発発射されるため、全弾ヒット(非ヘッドショット)すれば1秒間ヒールし続けるよりも2倍ULTゲージがたまります。

 

〇全般
・NAサーバーの方がやりやすい?
 NAサーバー(南北アメリカ)では野良であってもVCでコミュニケーションを取ろうとする意識がが高く、トレーサーに裏を取られた時に「Tracer Behind」、相手にゼニで不和のオーブを付けた時に「〇〇 discord(相手の」と言えばかなり報告に対応した動きを取ってくれます。多少PINGが上がってはしまいますが特にマーシーは気にする必要ではないのである程度英語でのコミュニケーションができる方はNAサーバーの方がお勧めです。

 

・One for Mercy, All for Mercy
先述した通り弱体化されてもいまだにマーシーはほぼマストピックです。ULT中のマーシーゼニヤッタの調和のオーブを投げて死なないようにする、自分のULTがたまっていてかつ敵の攻勢が収まっているときはわざと回復せずにマーシーに回復させるなどちょっとした工夫をしてみると味方のマーシーがさらにやりやすくなるはずです。

 

以上、マーシーとその他全般についてでした。アナについてはシーズン6より1度も触らなくなってしまったので書きませんでした。また使うようになったら折を見て書いていきたいと思います。

 

今日はこの辺で。

ヒーラーTipsその1

どうも。今日から2回に分けてOWでヒーラーをやってて注意してきたことなどをヒーローごとに書いていきたいと思います。

 

ゼニヤッタ
→Overbuffの統計が示す通り勝率が高く現在よく使われているヒーラーの1人です。やれることは比較的シンプルなので初心者でもとっつきやすいヒーラーだと思います。

 

・右クリック(溜め攻撃)は多用しない
溜め攻撃は最大5発を同時に発射し、複数発当たるとそれなりに気持ちいいのですが左クリックで攻撃したほうが秒間あたりのダメージは最大で2倍近く出ます。なので特に近距離戦では左クリックに終始し、右クリックは一瞬しか顔を出せない時や決め打ちの時に使う程度にしましょう。

 

・自分のためではなく、チームのための不和
不和のオーブはつけた相手に対して味方の攻撃力が全員30%上がる非常に強力なスキルです。なので、自分が狙っている敵ではなく味方が集中砲火している敵に対して不和を付けるようにしましょう。

 

ルシオ
→残念ながらここ最近は勝率がやや芳しくなく自分もあまり使っていません。使う場合はそれなりの理由をもってピックしないと他ヒーラーの方が良かったりします。

 

・環境キルで差をつける
ルシオをピックする最大の理由がここにあります。ヒーラーで唯一吹き飛ばしによる環境キルを狙うことができます。環境キルができればマーシーをもってしても蘇生はできず、またULTゲージも大幅に稼ぐことができるのでウォールライドやスピードブーストを駆使して後ろに回り込み相手を叩き落しましょう。


・味方のピックとの兼ね合い
もう1つルシオをピックする理由は味方とのシナジーになります。ハルトザリア構成など味方が散開しづらい構成であればルシオの範囲回復は非常にマッチし、その分ULTもすぐに出せます。最近ではモイラという新たな選択肢が猛威を振るってはいますが、ULTに関してはルシオの方が遥かに強力なのでまだまだ差別化は可能でしょう。

 

以上ゼニヤッタルシオのtipsでした。今日はこの辺で。

モイラ考察その2

どうも。前回に引き続き今回もモイラ考察です。

 

・コアレッセンス(ULT)
ダメージ:70/秒&回復:140/秒
持続時間:8秒(射程距離:30m)
必要ポイント:2125ポイント
→通常スキルの右手と左手を強化して足し合わせたような状態になります。射程距離は30mとザリアのビームより長くなるため、攻撃では敵を逃がしにくく回復では離れた味方も回復させられます。もちろん、効果時間中は無敵ではなく、フェードも使えないのでマクリーのフラッシュ、アナのスリープダーツなどで強制終了することに注意しましょう。
正直なところダメージはウィンストンのテスラキャノンよりちょっと高いぐらい、回復量および回復範囲はゼニヤッタの完全下位互換であるため、相手ULTに対するカウンターにはなりにくいと思われます。一方で、他ヒーラーよりULTが貯まりやすく、8秒間相手より有利な状況を作り出せるULTであることは間違いないので貯まり次第使い、相手側に何らかの対応を強制させるのが分かりやすい使い方でしょう。

 

・注意すべきヒーロー
1、D.Va
弱体化されたとはいえディフェンスマトリックスでダメージオーブが吸収されてしまい、現在のD.Vaの使用率を考えるとかなりの障害になりえます。もちろんこちらもダメージオーブではなく回復オーブを投げることである程度対応できますが機能しないようなら変えた方がいいでしょう。

2、ゲンジ
タイマンではかなり有利ですがこちらも木の葉返しによってダメージオーブが反射されてしまいます。地味に回復オーブも反射されてしまい、狙った方向と逆方向に行ってしまいます。苦手ではありませんが立ち回りを少し工夫する必要のあるヒーローだと思います。

 

3、ファラ
どうにもなりません。近くで空を飛んでいる分には右手の攻撃が届くことがありますが遠距離で撃たれてしまうとこちらには何1つ対抗策がありません。更に、敵のみならず味方のファラもモイラでの回復は困難を極めます。味方が敵ファラの撃墜に難儀しているようであればゼニヤッタに変えて不和のオーブで援護したほうがいいでしょう。

 

以上、2回に渡ってモイラの性能についてチェックしていきました。
ライバルプレイ実装以前に使った感想ではそこまで強くないと思っていましたが統計では高い使用率と勝率をマークしているヒーローで、対策が必要なヒーローでしょう。
自分もシーズン7ではゼニ、マーシーに次ぐ第3の選択肢としてかなり活躍しました。今日はこの辺で。

モイラ考察その1

どうも。今日は現在のOW最新追加ヒーローであるモイラを考えます。
今日は通常スキルについてです。

 

・バイオティック・グラスプ(左手)
回復:80HP/秒(射程距離:15m、発射するまで:0.3秒)
最大回復時間:9秒
ゲージ全回復まで:45秒(ダメージを与えている状況では回復量5倍)
マーシーを超える回復量で味方を回復できます。その一方で、回復は無限に行えず9秒連続で回復をし続けると燃料切れになって一定時間回復できません。ゲージは時間経過で回復しますが、ダメージを入れているとゲージ回復量が5倍になります。

 

・バイオティック・グラスプ(右手)
ダメージ:50HP/秒(モイラ自身は30HP/秒で回復)
射程距離:21m
→似たような攻撃方法であるシンメトラ、ウィンストンをはるかに凌駕する射程距離を持っています。ダメージ自体もウィンストンよりやや低い程度ですので先述した左手のゲージ回復のためにもとりあえず撃っておくべき攻撃です。

 

・バイオティックオーブ(回復)
回復量:75HP/秒(10秒経過もしくは延べ300HP回復させると消滅)
ダメージ量:50HP/秒(10秒経過もしくは延べ200ダメージ入れると消滅)
→回復かダメージか好きなほうのオーブを選択して投げます。回復ないしダメージを与えている最中はオーブの移動速度が低下するので味方に回復ないし敵にダメージをしっかり入れられます。モイラの強さを支えるスキルと言えるでしょう。

 

・フェード
クールダウン:6秒
→瞬間移動します。トレーサーと異なり移動先をかなり自由に調整することが出来るので敵味方含めて移動先を読むことが非常に難しいです。単独突破が難しいウィンストンなどに絡まれたときや離れている味方を回復させるために使うことになります。

 

ここまで通常スキルの詳細を紹介しました。回復、攻撃共にスペックが高く非常に強力なヒーローと言えます。次回はULTなどを考察します。

 

今日はこの辺で。