一気嗄声―BusterTK's Blog

僕の前に道はない、僕の後ろに道はできる

ハースストーントップ500への道3

どうも。ハースストーン連載記事の3回目です。引き続きコーチングを受けて考えたことを書いていきます。

 

2、ケレセスZooとメカハンターの違い
メカハンターのスキル向上には直結しませんが個人的に気になっていたことです。ケレセスZooの時は回数をこなすことでレジェンドになれたのになぜ今回メカハンターで苦戦しているのか?コーチからの意見は以下のようなものでした。

・ケレセスZooの勝ち筋は「ケレセスをひく」「入魂など各種バフ」「回復シナジーによる展開」などが挙げられる
・どれもコンボ的な側面を持っておりケレセスZooはアグロデッキでありながらコンボデッキでもある
・ひとたびコンボが決まればプレイングがある程度雑でも勝てるパワーがある
・一方メカハンターにそういう要素は少なく細部に気を使ったプレイが要求される

…これ以上追加で何か書くことはないほど完全に納得しました。ケレセスZooと異なりいわゆる「ズル」できる要素が少ない分プレイするカードは吟味しなくてはならないということです。

 

3、ヒーローパワーの使い方とマナの使い方
相手のヒーロー本体のHPを0にすることがほぼ唯一の勝ち筋であるメカハンターではヒーローパワーの重みが非常に高いです。コーチング前の自分はヒーローパワーを「やることがないときに撃つ」程度に考えていましたがコーチングを受けてからは「盤面を多少犠牲にしてでも撃つかどうか」と考えるようになりました。

 

というのもヒーローパワーは1ターンに1回しか撃つことができないからです。もし2ターン撃たなかったら4点損することになります。(もちろん超電磁を使ってその4点分打点が出せているなら問題ありません)

 

コーチング中のある試合で相手のHP2を削り切れずに負けた試合がありました。おそらく自分1人では「リロイ・ジェンキンスが来なかったわー、運悪かったなー」という感想で終わっていたでしょう。でもコーチングで言われたことは違います。

「ヒーローパワー撃てる局面はありませんでしたか?」

振り返ると確かにありました。そのターンに撃つ必要のなかった追跡術で1マナを消費した挙句1マナ余らせてエンドしていたターンがあったのです。あのターンにヒーローパワーを出せばリロイを引く運は必要なかったのだと痛感させられました。

 

上記の反省の結果「ミニオンを並べるor生存しやすくする」選択肢のほかに「相手のヒーローのHPを最も削れる」選択肢もとるようになりました。特にメカハンターでは「断末魔効果で場にミニオンが残る」「断末魔で敵のヒーローにダメージを与える」「盤面を無視して打点が出せる」ものが多く存在するため多少盤面を犠牲にしてでもフェイスに攻撃するという選択肢が有効です。

 

もちろんリスクもありますがフェイスを詰めることで相手はこちらのフェイスに行けずトレードしかできなくなる(盤面の処理に追われる)など別の効果が得られることもあります。そしてその処理に使ったカードを観察し、理想の手札だった時に取るであろう選択肢と比較することで相手の手札に何があって何がないのかある程度推測をつけることもできます。

 

以上がコーチングを受けて考えたことでした。本当はメンタル面や取り組み方についてもコーチングを受けたのですがそれについてはいつか別の機会に他の人の記事や発言などを取り入れて自分なりにまとめたものを書きたいと思います。

 

今日はこの辺で。